経済指標:ISM非製造業景況指数とは?
経済・金融の勉強しだしたら、経済指標がたくさんで覚えられないのでまとめてみました。
みなさんも一緒に勉強していきましょうね!
まずは毎月発表される米国ISM非製造業景況指数について
経済指標:ISM非製造業景況指数
- 発表:毎月第3営業日
- どういう指数か:民間経済の7割を占めるサービス業(モノをつくり出さない仕事)の購買担当役員から見た景気の状況を表す
- 数値の高さでわかること: サービス業が上向きか、景気が上向いているかがわかる
- 数値の高さでとる投資行動:株などリスクが高い資産を買い、国債など不況に強い資産を売る
- 分析:方向性ではなく位置に注目。コンスタントに50を超えているか
- 詳細:ISM非製造業景況指数の中でも「新規受注指数」と「輸出用受注指数」のいずれか、あるいは両方がコンスタントに50を超えている場合、サービス業は近いうちに伸びてくる
- ISMとは:米国供給管理協会(米国の非営利団体で、企業の購買・調達・物流・生産管理などを支援している)のこと
- リンク先(investing.com): https://jp.investing.com/economic-calendar/ism-non-manufacturing-pmi-176
- 2021年8月発表のISM非製造業景況指数の詳細は下記のMINKABUのサイトを参照ください
<ISM非製造業景気指数(7月)詳細>
https://fx.minkabu.jp/news/193276
総合 64.1(60.1)
事業活動 67.0(60.4)
新規受注 63.7(62.1)
雇用 53.8(49.3)
入荷水準 72.0(68.5)
仕入価格 82.3(79.5)
輸出 65.8(50.7)
輸入 51.6(58.2)
()は前回
Bloomberg記事より
「米ISM非製造業景況指数、過去最高を更新-受注や雇用が改善」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-08-04/QXBIXJDWLU6D01