書籍紹介「同窓会に行けない症候群」鈴木信行(日経BP)
「同窓会に行けない症候群」・・・このタイトルのインパクトさに惹かれて読ませていただきました。
「同窓会に行けない症候群」鈴木信行(日経BP)
本書の結論は、「同窓会に行きたくないのなら、行かなくていい。」という想定外の結論が述べられており、最後まで興味をそそられる内容になっております。
以下になぜそういう結論に辿り着いたのか、著者の見解を順をおって簡潔に記載させていただきました。
同窓会に行きたい人も、行きたくない人も、ぜひ一度、読んでくださいね。
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現代は、「同窓会に行けない症候群」が蔓延している。
なぜ「同窓会に行けない症候群」が蔓延しているのか?
「自信のない大人」が増えたから。
なぜ「自信のない大人」が増えたのか?
仕事による自己実現が理想通りに果たせなかったから。
- 企業における出世の難度上昇
- 成熟市場での起業の難しさ
- 市場経済で、好きを仕事にすることの困難さ
- 「仕事以外の何か」が見つからなかった
今の日本で、どうすれば同窓会に参加できるか?
- 社会インフラを担うと予想される新職業につく・・・仮想空間想像師、クラウドファンディング コンサルタント、コミュニケーション デザイナー、ランドスケープ アーキテクトなど。
- 趣味のスキルを伸ばすことで稼げる新職業につく・・・Vチューバー、コミュニケーションAI開発者など。
- AI時代も人間が担う伝統職業につく・・・IoT農家、相続解決人など。
- モテる自分になる
「孤立化」が蔓延する現代社会において、同窓会は「真の友人」と自分をつなぐ貴重なパイプである。
それを断ち切ることは孤立化を深め、認知症の要因にもなりかねない。
<結論>
同窓会に行きたくないのなら、行かなくていい。
ただし、その代わりに、未来のために、自分が今、一番やりたいこと、一番楽しいことを1つやる。
本書には、「会社で出世しなかった」「起業して失敗した」「好きを仕事にできなかった」など、さまざまな職業の方の事例が紹介されております。
興味を持たれた方は、ぜひぜひ一度、本書をチェックしてみてくださいね!
読書は楽しいなぁ〜。