書籍紹介『書店ガール 4 パンと就活』碧野圭 (PHP研究所)

 

図書館でふと目に留まり、楽しく読ませて頂きました一冊がありましたのでご紹介させていただきます。

それではよろしくお願いします。

 

『書店ガール 4 パンと就活』碧野圭 (PHP研究所)

書店ガール 4 パンと就活 (PHP文芸文庫)

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◆本書の内容

書店を舞台にしたお仕事エンタテインメント

(以下、Amazonサイトを引用

「書店に就職したいと思ってるの」?

新興堂書店アルバイトの高梨愛奈は就職活動を控え、友人たちの言葉に迷いを吹っ切れないでいた。

一方、駅ビルの書店の契約社員・宮崎彩加は、正社員登用の通知とともに思いがけない打診を受ける……。

理子と亜紀に憧れる新たな世代の書店ガールたちが悩み抜いた末に見出した「働くことの意味」とは。書店を舞台としたお仕事エンタテインメント第四弾。

文庫書き下ろし。


書店ガール (PHP文芸文庫)

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所感

書店や図書館に毎週のように通っている私としては、「書店ガール」という響きがやけに魅力的に感じ、ついつい手に取って読ませていただきました。

今年読んだ小説・エッセイの中で、一番面白かったです。

 

新興堂書店アルバイトの高梨愛奈と、駅ビルの書店の契約社員・宮崎彩加の二人に焦点を当てた物語。

サブタイトルに「パン(と就活)」とあるのに、「パン?」がなかなか登場せず、やきもきしながら読み進めていたところ、後半にさしかかって、ついに登場。

彩加の地元にある昔ながらの書店の隣が、なんとトルコのパン屋さんだったんですねー。

パン屋の店長:大田さんに出会ったことがきっかけで、愛奈と彩加が、「働くことの意味」をみつけ、終盤にかけて仕事も恋も(?)活躍していくわけです。

マイナス思考で他人の意見に流されていた愛奈が、書店フェアを率先して完成させていく姿が、とてもイメージできて、なんだか自分ごとのように嬉しく感じました。

 

「書店ガール」シリーズは、現在シリーズ7まであるそうなので、ぜひ読ませていただきたいと思います。

素敵な一冊に出会えたことに感謝。

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