書籍紹介「拝啓、本が売れません」額賀澪(KKベストセラーズ/文藝春秋)
以前から書店で見かけて気になっていたタイトル&表紙デザインの本を読ませて頂いたのでご紹介。
「拝啓、本が売れません」額賀澪(KKベストセラーズ/文藝春秋)
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◆ざっくりとどんな内容が書かれているか?
(単行本と文庫本で異なるなぜ出版社なのかは・・・本書を読まれれば理由がわかると思います)
私は単行本を読ませていただきました。
作家デビューをしたものの売れ行きは伸び悩み中。
平成生まれのゆとり作家(と、自身を自虐で表現されてます 笑)が、いかに自分の本を売っていくかを探すために、担当編集者と一緒に下記5名の関係者へ取材に出かける物語。
- 三木一馬さん:元電撃文庫編集長 /ストレートエッジ代表取締役社長
- 松本大介さん:さわや書店フェザン店・店長
- 大廣直也さん:Webコンサルタント
- 浅野由香さん:映像プロデューサー
- 川谷康久さん:ブックデザイナー
とてもわかりやすいストーリー。
なぜ巻末に、短編小説を載せているのか、本書を立ち読みしたときは疑問に思いましたが、その理由は本書の読者のみのお楽しみということで・・・(笑)
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◆個人的にためになった内容
作者のあわてふためく様子や稀に吐くドクなど、読者を楽しませる要素はたくさんありますが、書籍に関わる各業界人のこだわりを知ることができるのも魅力のひとつ。
本好きにはたまらなかったです!
あとは・・・住野よるさんの話も(笑)
住野よるさんとはデビューが1週間違いだそうで、めちゃめちゃ意識しているんですよw
なかなか小説は読まない私ですが、額賀澪さんに興味ありありに。
他の作品、とくに書店長の松本さんが絶賛された「さよならクリームソーダ」!
気になるわー。
おすすめ本です。興味持たれた方は、ぜひぜひ読んでくださいね。
<額賀澪 公式サイト>
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