書籍紹介:アヤパン愛される力「聞く 笑う、ツナグ。」高島彩(小学館)
「私のアナウンサーとしての役割は、出過ぎず、引きすぎず、その場、空間の、幸せの総量を高めることだと思っています。」
好きなアナウンサーだった方のおひとり:アヤパンこと高島彩 元フジテレビアナウンサーによるエッセイ本。
「聞く 笑う、ツナグ。」高島彩(小学館)
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読ませていただきました。
ご結婚されてフリーになった後に書かれた本ですね。
お仕事でのエピソードだけでなく、家族そして旦那さんに対する感謝の想いが伝わってくる心温まるエッセイ本となっております。
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とても印象に残るエピソードとしては
子供の頃から好きだったという「きたかぜとたいよう」のお話。
(旅人のコートを脱がせるのは、強く吹く北風ではなく、あたたかく照り続ける太陽という、お話)
「派手に強引にものごとを進めるのではなく、ゆっくりと優しく環境を変えていくほうが、うまくいく。」
「その気持ちは大人になってからも変わりません。」
ぽかぽかと照らす、まあるい太陽。自分もそういう存在になりたいなああぁぁぁ。。。
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高島彩さんがアナウンサーになって学んだことについても書かれており
下記について、個人的にとっても参考になりました。
・助詞の「が」の発音について
普段の話し言葉の中に、濁音が目立つと、強すぎて固い印象になる。
頻繁に登場する濁音の助詞「が」を鼻に抜けるように目立たなく発音することで、全体の印象がやわらかくなる。
・小さい「っ」を避ける
「っ」が入る言葉をできるだけ避ける言い回しをすると、エレガントに、優雅になる。
「やっぱり出口調査の結果が当たっていましたね」
「やはり出口調査の結果が的中していましたね」
内容は同じでも、後者のほうが落ち着いて、大人びた印象になりますよね。
・「すいません」と言わない。「すみません」という。
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本エッセイには他にも彼女なりの工夫や考え方の変え方など、誰にもためになるお話がたくさん。
ページ数は155ページほどと少なめなため、日頃読書しない方でも気楽に読めると思います。
ぜひ一度、チェックしてみてくださいね。
なんか・・・心がほんわか。
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