書籍紹介:人生後半でいつ何が起きるの?「老後の年表」 横手彰太(かんき出版)
人生後半50年でいつ、何が起きるのか? で、私はどうすればいいの?
家族が病気になったとき、ふとそんな不安に襲われることはないでしょうか?
そんなとき、大いに活躍してくれる本に出会ったのでご紹介します。
暮らしとおかねVol.5 人生100年時代!しあわせ老後計画 新品価格 |
◆ざっくりとどんな内容が書かれているか?
何歳頃にどんなトラブルが起きるのか、そのためにあなたはどうしておくべきかを年代ごとに丁寧に説明されています。
下記にトラブルの一例を記載いたします。
解決策については、ぜひ本書にて確認くださいね。
- 56歳:熟年離婚予備群に仲間入り
- 60歳:年収は半分。仕事は新人レベルに逆戻り
- 62歳:銀行の勧めで財産が「半凍結」状態に
- 65歳:年金をもらうタイミングを間違え損をする
- 66歳:がんの発症率、一気に増加
- 70歳:医療費急増。資産が10年で枯渇
- 77歳:家を失い、子ども夫婦とうまく暮らせず
- 82歳:認知症でまさかの資産凍結
- 90歳:入院、そしてそのまま寝たきり
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◆個人的にためになった内容
「82歳:認知症でまさかの財産凍結」は衝撃的でした。
80歳を超えると認知症の有病率が24.4%。85歳にはなんと55.5%で半数を超えるとのこと!
認知症になったら当然暗証番号を忘れるし、預貯金同様におろせなくなる。費用の足しにしたい、実家などの不動産も売却することができないし、詐欺にも簡単にひっかかってしまうのです。
子供がいるからと安心してはいけません。本人の意思確認なしに不動産売却などできませんし、判断できないことをいいことに身内にも騙されるケースもあるのです。
両親が認知症になる場合でも、相続の問題があります。
もちろんまだまだ先の話ですが、いまから事前に準備して解決策を家族で話し合うことも大事。
老後問題解決コンサルタントの著者が懇切丁寧に説明してくれておりますので、興味持たれた方はぜひとも本書を手に取って読んでみることを強くおすすめいたします。
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