書籍紹介『「伝える力」が伸びる! 12歳までに知っておきたい語彙力図鑑』 (日本能率協会マネジメントセンター)
私の永遠の課題・テーマである「語彙力」に関する書籍を読ませていただきましたので、ご紹介します。
それではよろしくお願いします。
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「伝える力」が伸びる! 12歳までに知っておきたい語彙力図鑑 新品価格 |
◆段階的に語彙力を学べる章構成で理解しやすい。状況説明力を鍛える章は超おすすめ
私は本当に語彙力がありません。
子供の頃にまったく本を読まなかったことが原因かと思っています。
大人になってから、たくさん読書をしているのですが・・・語彙を理解することはできても、自分の言葉としてアウトプットすることができないのです。
う〜ん、永遠の課題・テーマ。
そんな下級戦士の私は、語彙に関しては、お子さんレベルと言っても間違いない。
ということで、児童コーナーで語彙力を学べる本を探していたら、今回ご紹介する本に出会うことができました。
『「伝える力」が伸びる! 12歳までに知っておきたい語彙力図鑑』
テレビ出演も多い齋藤孝さんの著書。
本書は5章構成。
- 感情基礎語 言い換え力アップ
- 状況説明力を鍛える
- ポジティブ変換でコミュニケーション力アップ!
- 観察眼を磨く「目の付け所」探しトレーニング
- 大人も知らない!? 文豪たちの日本語
本書で特にためになったのは、3章「状況説明力を鍛える」
イラストで掲載されている状況を例に、その状況を文章で説明する力をつける内容になっています。
ゲームをしている様子や、発表会の様子などのイラストが見開き右ページに掲載されており、左ページには、丁寧な書き言葉を使ったイラストの状況説明文が掲載されております。
お子さんには難しい言葉も使われていますが、ページ下部に語彙の意味もちゃんと掲載しておりますので、その点はご心配なく。
児童書ということで、例のイラストは当然、お子様向けではありますが、使われている語彙は、私も使いこなせていない語彙が使われておりますので、とてもためになりました。
余裕綽々、固唾をのむ、表情がこわばる、立ち所に、悠然、寝ぼけ眼、もどかしい、気が急く、唇を噛む
・・・これらの言葉を自分の言葉として使いこなしていますか?
もし使いこなせていない言葉があるなら、ぜひ一度本書を読んで、語彙力を学んでみてはいかがでしょうか。
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