書籍紹介『39歳からのシン教養』成毛 眞 (PHP研究所)
過去に読ませて頂いた『amazon』の著者でもある成毛 眞さんの新刊を読ませていただきましたので、ご紹介します。
それではよろしくお願いします。
◆著者直伝の教養を身につける勉強法を学べる本
著者がおすすめしている教養を身につける勉強法とは、主に下記3点
- Wikipedia(検索)で調べろ
- ニュースサイトは厳選しろ
- 理系分野は画像(動画)から学べ
他にもGoogle検索など細かな勉強法はありましたが、ここでは割愛しております。
Wikipediaは、著者曰く、「現時点の最強の学習ツール」と大々的に紹介されています。
Wikipediaは、複数人で編集され、誤字脱字を含め、随時アップデートされている点や、引用元が明示されている点を挙げられておりました。
ニュースサイトは厳選しろとは、政府のサイトなど信頼できるサイトの情報だけみろということ。日本および海外メディアについても、厳選して紹介されており、日本ではNHKや日経、会員サイト「フォーサイト」「クーリエ・ジャポン」、米国だと「ウォール・ストリート・ジャーナル」などを紹介されておりました。
理系分野は画像(動画)から学べについては、画像検索から選別して掲載元サイトに行くと、面白い記事に辿りつけるとのこと。
YouTubeでの学習もおすすめしており、私も登録させていただいているサイト「予備校のノリで学ぶ『大学の数学・物理』」なども紹介されておりました。
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と、本書を最後まで読んでみて・・・うーん、ちょっと私には合わないことが多かったかなと正直思いました。
まず、Wikipediaは確かに便利で、私も利用させてもらっていますが、文章ばかりで図や表がほとんど使われていないんですよね。
使われている語彙も専門用語などの難しい言葉がひっきりなしに綴られていて、読んでも理解しにくく記憶にも残りにくいので、私はあまり利用すべきでないと考えています。
本書では、入門書の本は買うな、と紹介されていますが、私は興味を持ったら、その分野に関係する入門書はすぐ買って読むことが大事と考えているので、これまた正反対な考えの持ち主かもしれませんね(笑)
仕事を学ぶ際もそうですが、まずは少しレベルが上の先輩から学び、ある程度理解を深めてからでないと、リーダークラスの技術者の話など理解できませんからね。
入門書を一気に読み上げ、その中でも特に興味が湧いた分野がみつかったら、次のステップとして、Wikipediaで調べるなり、より専門的な書籍を読むなりして理解を深めていくのがよいと考えます。とはいえ、読むこと(インプット)よりも、アウトプットが大事。
私もこうやってブログに書いたり、実務や投資、研修のネタに利用することで記憶に定着させるようにしております。
ニュースサイトを厳選する件についても・・・かなり政治色の強い厳選の仕方なので、私にはちょっと関係ないかなと考えます。
それよりも、ニュースは政府だろうが、利害関係の上で発信されているものと考え、利用されて私自身が誤った行動を取らないようにするようにすべきかなと考えております。
本書の編集者の方は、本を読む時間もないとのことですが・・・本当かなぁ。そんなに多忙なビジネスマンみたことないのですが・・・。私、平日毎日仕事して、毎週何冊も読書して、ほぼ毎日ブログ更新して、週末旅行に出かけて、撮影写真の編集して、投資もして、自炊や家庭菜園もしてますがが・・・それでも全然時間ありますが・・・(⌒-⌒; )
と、まぁ、私個人としてはあまり参考にはなりませんでしたが、合うか合わないかは人それぞれ、みんな違ってみんなイイということで許してください。上記に挙げた3点に興味を持たれた方はぜひぜひ本書にて著者直伝の学び方を習得してみてはいかがでしょうか。
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