書籍紹介:人づきあいがラクになる「超雑談力」五百田達成(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
雑談が苦手な自分のお勉強本とさせていただいた本をご紹介。
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◆ざっくりとどんな内容が書かれているか?
タイトルの通り、雑談に適した話し方(雑談力)を身につけるコツが紹介されております。
<雑談力を身につけるコツ(一部抜粋)>
- 雑談の目的:会話を通じて、お互いの警戒心を解き、スムーズで円滑な関係にシフトすること
- 無理におもしろい話をする必要なし。「結論」や「オチ」不要。雑談が一瞬で終わってしまうため、NG。雑談は会話のラリー。とにかく続けばいい
- 調べればわかる冷たい情報ではなく、自分だけが感じた生の気持ちを共有すれば、親密な関係を築ける。「体験したこと+感じた気持ち」をセットで話す。時事ネタではなく、自分のエピソードを話す
- 多少相手の話が間違っていようと、意見に違いがあろうと、目をつむって話を続ける。肯定されると、人は気持ちを打ち明ける
- 疲れたり、気詰まりな思いをすることがないよう、ある程度「手を抜く」
- 沈黙が訪れたら、身近なエピソードをきっかけに気持ちを話すようにする
- 雑談の切り上げ方は、逆に「なるべく気持ちを話さず、リアクションを抑え、話をまとめて、その場を去る
- 相手がだれでも、最初に「こんにちは」とあいさつをし、そのあとに、「●●です」と、名乗る
- 「趣味はなんですか?」と聞かずに、「最近ハマっていること(もの)、ありますか?」と質問する
- 逆に「趣味」を聞かれたら、本当の趣味を答えずに、先週末や今週末のことを話す
- 他人の話をしないで、お互いの話をする
- 最初に「全然詳しくない」と断った上で、素直な質問を投げかけると、相手が次第におしゃべりになっていく
- 過去、現在、未来と時系列に沿って質問を投げかけると、話はどんどん広がる
- 共通の話題があっても、相手の話を奪わない。あくまで、会話の主導権は相手にゆだねる(3割自分、7割相手)
- 「はっきりとした意見(否定や相手を説き伏せる)」ではなく、「なんとなくの好み」を交わす
- 食べ物の好き・嫌いは鉄板ネタ(ただし、いい・悪い」の話はしないこと)
- リアクション「あいうえお」:相手が何かを言ったら、「あー!」と納得し、「いいですね!」と共感し、「うーん」と考え込み、「ええ!?」と驚き、「おーーー!」と感嘆する
- 会話を終わりたいときは、「ありがとうございました」「またお願いします」で強制終了させる
- 相手の愚痴や相談に対しては、ひたすら共感し、気持ちよく話してもらう(語尾に「よね」がポイント)
- 「こだわり」は、「習慣」で答える(尋ねる):「すごくお肌がきれいですけど、何か特別なことをやってるんですか?」
- 質問するなら「WHY(なぜ)」ではなく「HOW」(どのように)」で。深く考えることなく会話を続けられる
- 褒められたら、素直に「ありがとうございます!」とお礼を言う
- 「気づき」だけでなく、「気づき+いいね」で初めて褒めになる:「そのネクタイ、いつもしてますよね。 + おしゃれです!」
- 困った質問は一般論でごまかす
- 相手の言葉を何かしらピックアップして繰り返す
本書では、上記以外のコツや、その狙い、そして実例もあわせて紹介してますので、興味持たれた方はぜひ本書を手に取って読んでみてください。
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◆個人的にためになった内容
・質問するなら「WHY(なぜ)」ではなく「HOW」(どのように)」
どうしても、「なんでそんなことしてるの?そんなことハマっているの?」と聞いてみたくなってしまう自分・・・この点は直さないといけないですね…
・リアクション「あいうえお」:相手が何かを言ったら、「あー!」と納得し、「いいですね!」と共感し、「うーん」と考え込み、「ええ!?」と驚き、「おーーー!」と感嘆する
あ行だし、使いやすいので、即日実践したいと思います。目からウロコのノウハウですね!
雑談はとにかく続ければいい。プレゼンなどのように、白黒つけたり、結論を急ぐような答えはしない。
・・・とにかく肝に銘じてお盆明けの職場でも活かしていきたいと思います。
1時間ほどでさらっと読める本です。ぜひ隙間時間を活用して、本書を読んでみてくださいね!おすすめです!
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