書籍紹介:人生で起こることの9割はモチベーション!「図解 モチベーション大百科」
自分自身の意識とは別に、自らを動かしているものこそ、「モチベーション」。
今回ご紹介する著書は、そんなモチベーションの正体を突き止めるべく、研究者たちが実験によって解き明かした心理・行動パターンについて、図解・解説された百科事典です。
「図解 モチベーション大百科」池田貴将(サンクチュアリ出版)
自分もめげるときは、本書をぺらぺら読み進めることで、打開策をみつけるようにしております。
ちょっと心理学の本を読んだことがある方なら、何度も目にする「プロスペクト理論」「返報性の原理」「初頭効果」。
アイデアだしの基礎「ブレインストーミング」。
良くも悪くも日本人の根幹にある「同調圧力」などももちろん紹介されております。
本書で個人的に特にためになったのは
「経験の自己と記憶の自己」(迷ったときは、あえて大変な方を選ぼう)
穏やかに快適に暮らす幸せもあるけど、あとで振り返ったときに「あのときは大変だったけど、よい経験だった」と思えるほうが、脳はより幸せを感じるもの。
以前に、さとうみつろうさんの著書「悪魔とのおしゃべり」でも
ー「毎日が良い日になればいいのにな」という教えは間違い ー
と学びましたが、本書の「経験の自己と記憶の自己」もほぼ同義。
あえて困難な場に身をおくことで、結果、よかったと思えるんです。
派生的に考えると、林修先生の「今でしょ!」の考えにも似てますよね。
今やる。先延ばししない。行動をすればするほど、より多くの経験を得ることにつながります。
物は所有しても盗まれる可能性があるけど、経験は誰にも盗まれない財産なのです。
本書では、他にも「おとり効果」、「スポットライト効果」、「感情変換」など面白い考え方がたくさん紹介されております。
ぜひ部屋に1冊。家族全員のモチベーションアップに本書を活用してみてはいかがでしょうか?
「え?」
「興味をもったって?」
「なら、いつ読むの?」
「今でしょ!」笑
寒い・・・凍え死ぬぐらい寒いぃぃぃ
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