書籍紹介:心振るわせる言葉たち「何度も読みたい広告コピー」(パイインターナショナル)

先日、図書館にいったら出会ってしまった広告コピー本。

 

「何度も読みたい広告コピー」(パイインターナショナル)

「何度も読みたい広告コピー」(パイインターナショナル)

何度も読みたい広告コピー

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広告コピーには、ボディコピーというものがあり、雑誌やポスターなどの広告で、商品の機能やコンセプトを伝えるものが該当します。

 

毎日読みたい365日の広告コピー

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本書では、そんなボディコピーの中で、より名作といわれる100以上もの広告を紹介しております。

ページをめくるごとに、そのときの時代背景・社会情勢などを知るとともに、まるで当時にタイムスリップしたようなちょっぴり懐かしさもある世界へ。

 

恍惚されるほど、1作品がありましたので、下記にご紹介したいと思います。

児島玲子さんというコピーライターの方の作品で、ペットフード会社の企業広告になります。

ここらで広告コピーの本当の話をします。 宣伝会議

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死ぬのが恐いから飼わないなんて、言わないで欲しい。

 

おうちを汚すから飼わないというなら、

犬はお行儀を身につけることができる。

留守がちだから飼わないというなら、

犬はけなげにも、孤独と向きあおうと努力する

かもしれない。貧乏だから飼わないというなら、

犬はきっといっしょに貧乏を楽しんでくれる。

 

だけど・・・死ぬのが恐いからって言われたら、

犬はもうお手上げだ。すべての犬は、永遠じゃない。

いつかはいなくなる。でもそれまでは、

すごく生きている。すごく生きているよ。

たぶん今日も。日本中の犬たちはすごく生きていて、

飼い主たちは、大変であつくるしくって、

幸せな時間を共有してるはず。

 

飼いたいけど飼わないという人がいたら、

伝えて欲しい。犬たちは、

あなたを悲しませるためにやっては来ない。

あなたを微笑ませるためだけにやって来るのだと。

どこかの神様から、ムクムクしたあったかい命を

預かってみるのは、人に与えられた、

素朴であって高尚な楽しみでありますよと。

 

(児島令子 / 日本ペットフード 新聞より)

 

「すごく生きている。すごく生きているよ。」っというところでウルウルしちゃいました…

素敵な広告コピー。

自分もこんな文章かけるようになりたいなぁ。。。

 

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