書籍紹介『歴史のじかん』山崎 怜奈 (幻冬舎)
ラジオパーソナリティとしても活躍されている山崎玲奈さんの歴史本を読ませていただきましたので、ご紹介します。
それではよろしくお願いします。
◆歴史番組の放送内容から厳選した内容と、山崎玲奈さんのコラムが楽しめる本
知的さとトークが魅力の山崎玲奈の書籍があるんだということで、読ませて頂きました。
テレビ番組で放送されていた歴史番組の放送内容を本編通り座談形式で収録されているので、ラジオ聴いているような感じで歴史話を楽しむことができました。
コラムは・・・山崎玲奈さんの研究論文を読んでいるような圧巻の内容すぎて、読み解くのに苦労。山崎玲奈さんには、まったくもって頭が上がりませんね。
本編で個人的に興味をそそられたのは、「第二回:本当の合戦の話をしよう」。
足軽たちが騎馬隊の武者に切りかかるが刀で斬られるようなシーンがドラマでみられますが、実際はそんなシーンはなかったそうなんですね。
足軽たちは、人数集めのため、急遽集められた農民たち。命をかけて戦うことはなく、ただ長槍などをもって、行くてを塞ぐ役割でしかなかったそうです。
歩兵たちは参加が決まると、3日分の食糧を持ってくるようにいわれていたそうで、その後は少しずつ兵糧を支給されていたそうです。
他にも、インスタント味噌汁(里芋のつるを編んで、お味噌で煮詰めて干したもの)を持参していたそうです。
自分のかぶっている陣笠をお鍋がわりにして、水をいれ沸かし、味噌汁を飲むなんて話は初耳だったので、ちょっとびっくりしました。
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玲奈さんもコラムでお話しされていましたが、私も同様に戦うのが嫌いなタイプ。
人は知らないもの・知らない人のことを憶測などで悪く言いがち。山崎玲奈さんもアイドル活動うをしてきた中で苦労されたようです。
第二回のコラムはとても読みごたてがありましたので、興味を持たれた方や、お時間ある方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
それにしても・・・戦国時代に生まれなくてよかった。
だって、林に隠れてすぐに捕らえられそうだからね・・・(⌒-⌒; )
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