書籍紹介:マシンガンズ 滝沢秀一「やっぱり、このゴミは収集できません ~ゴミ清掃員がやばい現場で考えたこと」
お笑い芸人で、マシンガンズ 滝沢秀一さんという方が、ゴミ清掃員の仕事もされているそうで
ゴミ清掃での体験や気づきを著書にまとめたのが、今回ご紹介する本です。
「やっぱり、このゴミは収集できません ~ゴミ清掃員がやばい現場で考えたこと」マシンガンズ 滝沢秀一(白夜書房)
収集するのに困るゴミといれば、不燃ゴミを可燃ゴミとして出してあったりと、ある程度想定できるものですが、本書ではそんな自分が想像もできないほど得体の知れないゴミたちのお話と苦しみが描かれており、非常に楽しみ(←ごめんなさい)ながら読み進めることができました。
本書で紹介されている得体の知れないゴミを下記に一部ご紹介。
- 包丁や注射器・・・
- 牛乳パックにつめられたションベン・・・
- 中身が残った猫のエサ缶。うじ虫がこんにちは・・・
- リチウムイオンバッテリー・・・清掃車が燃えるぞ・・・
個人的に、特に興味をそそられたのは、金持ちの方のゴミを分析するお話。
ちなみに、正真正銘の大金持ちは、圧倒的にゴミが少ないそうです。なるほど!
本書では、これら以外に、クレーマーのお話や、
違反ゴミを出す会社は6年以内になくなるなどのするどい分析のお話、
個性的な清掃員たちのお話など、読みどころがたっぷり。
暑い日も嵐の日も緊急事態宣言中もゴミ清掃。
身に危険が及ぶゴミたちにマケズ
クレーマーな住民たちにもマケズ
早朝からがんばってくれてるゴミ清掃員。
自分のにはできません…
本当に尊敬しますよ。
今日から少しでもゴミを少なくできるようにします。
少しでも興味持たれた方は、ぜひぜひ本書をゲットしてみてくださいね〜!