書籍紹介:数字の不正を見抜ける!「とてつもない数学」永野裕之(ダイヤモンド社)
数学コーナーにいくと必ずといっていいほど平積みになっている人気本。
「とてつもない数学」!
読ませていただきました。
めちゃめちゃ楽しませてもらいました!
教育系YouTuberヨビノリたくみ氏絶賛!
"色々な角度から「数学の美しさ」を実感できる一冊!!"
数学は、
・奇人変人だらけの天才数学者たちが織りなす壮大な思考の歴史
・たった数行の数式で世界や宇宙の物理法則を記述する
・絵画、彫刻などの美術や音楽などの芸術、あるいは自然の美しさの背景には、数学理論に裏づけられた法則がひそんでいる
・インターネット、統計、AIなど、現代社会、テクノロジーを下支えしている
というように、学問としての奥行き、美術や音楽を語れる芸術性、実学としての有用性が揃ったとてつもない学問である。
本書は、「とてつもない」という切り口から数学の魅力を伝える。文系でも理解できるわかりやすさと読み物としての面白さを兼ね備えた数学エッセイ。
(アマゾンより引用)
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個人的に特に興味をそそられたのは、ブログのタイトルにも記載させてもらいました「数字の不正を見抜くコツ」。
ベンフォードの法則ってご存知ですか?(私は知りませんでした)
1〜9の文字のうち、先頭に来ることが多い数字に規則性があることを提唱した法則です。
ではどういう規則性があるかといいますと
先頭の数字がもっとも多いのが1、次に2、3、・・・9という傾向があるのです。
知らなかったら、こんなこと考えもしなかったですよね?
なんと、先頭の数字が1である割合は、約30%も占めているそうです!
2の割合は、17.6%、3の割合は、12.5%・・・
なんと1〜3である割合が、全体の6割を超えるということ!驚きですよね!
読んで衝撃を受けました。
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なお、この法則を社会で役立たれており、粉飾決算を見抜くことに応用されているそうです。
数字の不正も見抜くことができる・・・おそるべし数学。まさにとてつもない数学。
本書には、今回取り上げた内容以外にも、ためになるとてつもない数学の知識が359ページも記載。
読むのも大変なほどのボリューム。
ぜひぜひ皆さんも堪能してください。
とてもおすすめです!
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