書籍紹介「変貌する未来 世界企業14社の次期戦略 新しい世界」クーリエ・ジャポン (講談社現代新書)
書店にて、タイトルに惹かれて、電子書籍で即買いした本をご紹介。
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◆ざっくりとどんな内容が書かれているか?
世界の主要メディアから厳選された記事から、世界的に大きな影響力を持つ14の企業のCEOインタビューや分析記事を「ビッグテックはどこへ向かうか」「新しい潮流」「国際企業が見る世界」といったテーマ別に紹介されております。
<世界的に大きな影響力を持つ14の企業とCEO>
- フェイスブック:ザッカーバーグ
- グーグル:ピチャイ
- アマゾン:アンディ・ジャシー(ジェフ・ベゾス)
- マイクロソフト:ナデラ
- アップル:クック
- スペースX:イーロン・マスク
- ネットフリックス
- ショッピファイ
- リヴィアン
- ビオンテック
- トタル
- パランティア
- TSMC
- アリババ
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◆個人的にためになった内容
ザッカーバーグCEOに対して踏み込んだ発言をするヨーロッパの取材インタビューなど、その企業の良い面だけでなく悪い面についても掲載されている点が面白いですね。
また、CEOの発言を(第三者のフィルタを通さすに)そのまま活字で読める日本語の本は意外とないので、それぞれのCEOの生の声をそのまま感じとれたことはとても貴重なことだと思います。
14の企業の中で、特に興味をそそられたのは、TSMCとパランティア。
TSMCの分析記事では、インテルやヨーロッパ諸国の半導体メーカーを含めたナノレベルの半導体内製化への戦略や動向を知ることができました。
それにしても、欧州は、現在の製造プロセスが22nm(TSMC 3nm)なのに、2nmに移行しようとしているとは・・・本当にできるのでしょうかね…
パランティアは、米諜報機関CIAとつながりがある謎めいた組織。
この企業の話の良い面だけでなく、悪い面についても紹介されている本は結構めずらしいので、とても読み応えありました。
興味持たれた方は、ぜひとも一度読んでみてくださいね!
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