書籍紹介「キャラでわかる!はじめての漢方薬図鑑」新見正則(日本図書センター)
人参養栄湯という漢方に出会って疲れた日にたまに服用するようにしたら、結構体の調子がいい。
いままでは、なにかとパブロン顆粒に助けられていたけど、できれば副作用少ない漢方薬をメインで服用しよう!
・・・ということで、漢方薬に興味を持つようになり、手はじめのお勉強として購入した本が、今回ご紹介する本になります。
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◆ざっくりとどんな内容が書かれているか?
約150種類ある保険がきく漢方薬の中から、主要である52種類を選び、キャラクター化して紹介しています。
よくある症状ごと・年齢や体力有無に応じて、分類分けされており、自分の知りたい漢方薬を簡単に見つけることができます。
漢方薬は漢字の羅列ばかりだし、いろんな成分が配合されているため、なにかと小難しく考えてしまいますが、そういった苦手意識を持つ方には、本書はぴったりな初級教本になりますね。
– 本書で紹介されている症状と漢方薬(一部)-
(1)かぜ
- 葛根湯(かっこんとう)
- 香蘇散(こうそさん)
- 柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)
- 麻黄湯(まおうとう)
(2)慢性炎症
- 小柴胡湯(しょうさいことう)
(3)せき
- 麦門冬湯(ばくもんどうとう)
(4)胃の痛み
- 安中散(あんちゅうさん)
(5)鼻水・鼻づまり
- 小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
(6)過敏性腸症候群
- 桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)
その他:食欲不振、便秘、下痢、頭痛、こむら返り、からだの痛み、関節の痛み、ねんざ、イライラ、生理痛、めまい、不眠、肥満、おしっこの悩み、高血圧、気力・体力の不足 など。
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◆個人的にためになった内容
ある程度歳を重ねたこともあり、どうしても気力がなくなる日があったり、思う通りにできずイライラする日もあります。
本書では、そんな私にぴったりな漢方薬として
- 気力を回復させる漢方薬「十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)」
- イライラをしずめる漢方薬「抑肝散(よくかんさん)」
が紹介されておりますので、購入を検討したいと思います。
本書は、キャラクターを生かした初心者用の本ですが、理解すべきポイントはしっかりとまとめられているし、かなり重宝できる本と考えます。大満足。
興味持たれた方は、ぜひ購入ご検討くださいね!
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