書籍紹介：文章ルールの基礎知識『成川式 文章の書き方』成川豊彦（PHPビジネス新書）

 

文章の書き方に関する良本を図書館でみつけたのでご紹介。

 

 

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◆ざっくりとどんな内容が書かれているか？

ビジネスマン向けに書かれた”文章の書き方”の本。

具体的には、仕事を進めるにあたって求められる最低限の文章ルール（表記法、避けるべき表現や文法の知識など）について、１ページごとに項目分けして説明しております。

「よい文章とは、わかりやすく、簡潔な文章」ということ。

よい文章を書くには、経験やセンスも必要だが、まずは最低限の文章ルールを理解することが第一歩。

 

本書を理解し、数をこなし、センスを磨くことで、自身の文章スキルを武器にできるビジネスマンに成長してほしいと思います。

 

なお、本書の新刊が2018年に発売されております。

 

「悪文・乱文から卒業する 正しい日本語の書き方」

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本書に興味持たれた方は、この新刊を購入することをおすすめいたします。

 

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◆個人的にためになった内容

• 「起承転結」の順で、文章を書けるようにする。主題を投げかけ、展開し、場面を転じて、主題をまとめる。
• テーマが何であるかを先に書く。例えば、目的を伝えたいのであれば、「〜を目的としている」という文章よりも、「〜の目的は、〜である」という文章構成にする。
• 結論を述べた１文の後には、原則として、その理由を付記する。理由を書かなければ、読み手が納得しない。
• 肯定部分を先に、否定部分を後に書く。
• 初めての用語は、直後に説明する。
• カタカナ表記をアクセントとして使う。ただし、決して使いすぎないこと。
• （　）カッコ・・・語句や文に注記を付けたり、漢字の読みを示すときに使う。
• 「　」カギカッコ・・・会話文や引用文などに付ける。
• 『　』二重カギカッコ・・・カギカッコの中で、さらにカギカッコを使うときや、書名、テレビ番組名、映画のタイトルなどに付ける。
• <　>ヤマカギ・・・カッコの中の細項目に付ける。
• ：コロン・・・事例や比率を示すとき、また「すなわち」の意味などに使う。
• ”　”クォーテーションマーク・・・カギカッコの代わりに使うことがあるが、引用には使わない。

 

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