書籍紹介:文芸オタクの私が教える「バズる文章教室」三宅香帆 (サンクチュアリ出版)
「バズる文章教室」
なんかそそるタイトルですよね?
そんなタイトルに屈服し、購入させてもらいました(笑)
文芸オタクの私が教える「バズる文章教室」三宅香帆
学生時代、理系科目で県1位になったことはありますが
国語の偏差値は、その半分・・・Orz
とにかく文章を書くのはもちろんのこと
読むのも苦手
・・・というか、そもそも漢字が全然読めない。。。
だからまったく理解できず、選択肢はことごとくピンボケする始末。
それは大人になった今でも同じ。
「鬼滅の刃」の漫画を読んでも、登場人物の名前や技などまったく覚えられず、「鬼滅の刃」の感動をなかなか見てない人に伝えきれなく落ち込んでたりしてます。
文芸オタクの私が教える バズる文章教室 (サンクチュアリ出版)
そんな時に店頭でみつけたのがこの三宅香帆さんの「バズる文章教室」。
人気の作家さんや芸能人の方々の文章を題材にバズるつかみ、文体、組み立て、言葉選びについて解説されております。
さくらももこさんのエッセイを題材にした「オチを先に書いてしまう」という古畑任三郎方式については、いいね10連したくなるほど心を掴まれました。ぜひ一度トライしたいですね。
ただこの本、人気の作家さんや芸能人の方々の題材文章というよりも
解説されている著者の三宅香帆さんの文章がおもしろい。
「文章で楽しんでもらう」
読んでる自分に三宅さんの楽しさがとっても伝わってくるのです。
自分よりずいぶん若い方なのに
本当に言葉の表現が豊かで
もう夢見心地な気分にさせられるです。
まさに無限列車や〜笑)
著者の三宅香帆さんは他にも作品を出されているので
ぜひこれからもお勉強させていただきたいと思います。
<その他 三宅香帆さん作品>