書籍紹介『孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきた すごいPDCA』三木雄信(ダイヤモンド社)
三木雄信さんの自己啓発本を読ませていただいたので、ご紹介。
孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきた すごいPDCA―――終わらない仕事がすっきり片づく超スピード仕事術 新品価格 |
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◆ざっくりとどんな内容が書かれているか?
ソフトバンクにて、孫正義お抱えのカバン持ちの秘書、プロジェクトマネージャーとしてご活躍された三木雄信さんの自己啓発本。
◆孫社長の仕事の特徴
- 「目標へのこだわり」が異常に強い。
- 目標を達成するために、「ありとあらゆる方法」を試している。
- 「数字で厳密に」試した方法を検証している。
- 「常にいい方法」がないかと探っている。
- 何か新しいことをはじめるときは、必ず人の力を借りる
著者曰く、この孫社長の仕事の取り組みから受けるむちゃぶりを解決するため、新しいPDCAサイクル(高速PDCA)を生み出したとのこと。
◆高速PDCAの8つのステップ
Plan:
(1)大きな目標を立てる(週、月単位など)。
*「No.1」を基準に決める。目標は必ず数字で設定。
(2)小さな目標を立てる(1日が原則)。
*「毎日できること」で定義する。具体的なアクションである。
(3)目標達成に有効な方法をリストアップする。
*最初はとりあえず仮説でよい。仕事を「ゲーム化」できること。
Do:
(4)期間を決めて、すべての方法を同時に試していく。
Check:
(5)毎日、目標と結果の違いを検証する。
*原因と結果を分析する「多変量解析」
*プロセスを見える化する「T字勘定」
Action:
(6)検証をもとに、毎日改善する。
(7)一番すぐれた方法を明らかにする。
(8)一番すぐれた方法を磨き上げる。
*「6:3:1の法則」(現状もっとも成果がでている方法を6割、次に結果がでている方法を3割、新たにトライする方法を1割
◆人を動かす方法
目の前の問題を「見える化」する。
(1)その方法を実行した場合に問題になりそうなことをすべて洗い出す。
(2)問題の洗い出しは、関係者全員で行う。
(3)うまくいかなかった場合の代替案を提示する。
◆人が力を貸したくなる話し方
(1)話を聞く前に、本を読んで勉強する。
(2)良い質問を用意しておく。
(3)ビジョンを語る。
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◆個人的にためになった内容
本書を参考に、Excelを使った「多変量解析」は実践させていただいております。
ただし、まだ「T字勘定」や、毎日の目標設定、「6:3:1の法則」については、実践できていないため、積極的に取り組んでいけるようにしたいと思います。
人を動かすのが得意でないため、こちらも頑張らないと・・・(汗)
どうしても、自分でやりたくなっちゃうんですよね。。。
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