書籍紹介:過去イチの家庭菜園本『知識ゼロからのコンテナ野菜栽培』

 

『知識ゼロからのコンテナ野菜栽培 』吉田健一 (幻冬舎)

知識ゼロからのコンテナ野菜栽培 (幻冬舎単行本)

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◆何について書いた本か。

野菜栽培の基本から実践に役立つさまざまな知識をイラストを用いてわかりやすく紹介しています。

家庭菜園初心者向きの本は世の中にいくらでもありますが、正直過去一番の完成度を誇ると思えるほどしっかりとまとめられていて、読んでいてワクワクが止まりませんでした。

175ページありましたが、楽しすぎて2日で読み終えましたよ!

 

以下に本書のおすすめポイントをご紹介しますね。

 

・土づくりの大切さを学べる!

「土づくり」の章だけで42ページも使って丁寧に説明されています。

土は「培養土」でとりあえずOKなため、おそらく一般的な家庭菜園本なら、見開き2、4ページ程度なところ、かなりのこだわりを感じます。

それだけ病気に強く、元気な野菜を育てるには、土づくりが大事だということだと思います。

特に「赤玉土」と「腐葉土」に関しては、なんとそれぞれ6ページずつにわたり紹介されております。

 

例えば、なぜ「赤玉土」が必要なのか?については、通気性、排水性、保水性、保肥性をよくするため。

コンテナ(鉢やプランター)で栽培すると、土の量が少ないため、通気性、排水性、保水性、保肥性に悪影響が出やすくなるのですが、「赤玉土」は、粒状になっており、粒同士の隙間ができやすく、さらに、一粒の中にも少し空気が含まれているため、通気性に富んだ土なのです。さらに水分も蓄えてくれるため、水やりをしすぎなければ、根腐れを起こすことを軽減させることができるのです。

 

根腐れの経験はこれまで何度もありましたが、水やりのやりすぎさえ注意していれば良いと勝手に思っておりました。でも、土づくりも水やり同様に大事なことを本書で学ぶことができました。

「赤玉土」「腐葉土」を含め、基本用土6種類、改良用度13種類について、特徴および、通気性、排水性、保水性、保肥性、pH値について一覧表で見やすく紹介されておりますので、とても参考になると思います。

 

本ブログでは、本書の中でももっとも私がためになった「土づくり」について紹介させて頂きましたが、本書のおすすめポイントはそれ以外にもあります。

 

  • 「元肥・追肥と肥料成分比率について」
  • 「即効性肥料・緩効性肥料・遅効性肥料の使うタイミング」
  • 「好光性種子・嫌光性種子による種の植え方」
  • 「自根苗と接木苗」
  • 「整枝:摘芯・適葉・脇芽かき」

興味を持たれた方はぜひぜひ一度チェックしてみてくださいね。

 

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