書籍紹介「思い立ったら隠居 週休5日の快適生活」大原扁理 (ちくま文庫)
「思い立ったら隠居 週休5日の快適生活」大原扁理 (ちくま文庫)
ユニークで興味深いタイトルに惹かれて、読ませてもらいました。
いろんな隠居本を出版されている方ですが、文庫がよかったのでこちらを購入。
スラスラ読めて2日で読み終えました。
<アマゾン>
<楽天市場>
著者が20代の頃に書かれた単行本を文庫化してあるだけでなく、単行本出版して5年後の心境についてもあとがきに綴られております。
本文は・・・若さゆえの・・・というか、心の中につめこまれた想いを遠慮なく正論をぶちまけた感じ。
本音を言語化するのが苦手な自分としては、尊敬の念を抱きながらも、ほほえましく読ませていただきました。
家賃が安く、あえて不便なところにすみ、必要最低限の生活をしてひきこり。
でもホームレスのおじさんとお話したり、ふらっと上京するだけでなく、ふらっと海外にいって生活したり、いろんなアルバイトをしたり・・・なかなかの行動派。
行動の方向性が違っていたら、大手の大社長になってたかもしれないです。本当に。
特に関心させられたのは、野草を収穫していただくこと。
野草食は、自分も挑戦してみたいと思ってはいるけど、まだ行動できてない分野。
いろんな野草を紹介しており、とってもためになりました。
ノビルとか食べてみたい!ヨモギは苦手…^^;
「隠居」というと、ぐーたら生活と思う人もいるかもしれませんが
「隠居」を選択することにも、行動力は必要。
自分とは違った考え方、物事への捉え方、想いを言葉で表現する能力。
本書を読めば、ありふれたあなたの日常にピリリと刺激を与えてくれると思います。
ぜひぜひ一読してほしい一冊です。