書籍紹介「文系AI人材になる」野口竜司(東洋経済新報社)
書店にて、タイトルに惹かれて、即買いした本をご紹介。
「文系AI人材になる―統計・プログラム知識は不要」野口竜司(東洋経済新報社)
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◆ざっくりとどんな内容が書かれているか?
AIに関する技術を身につけていない文系人材は、近い将来にAIに奪われるのではないか?
本書は、そんな不安抱える文系人材が「AIと働くチカラ」を身につける方法を下記4ステップにわけて懇切丁寧に説明しています。
*「AIと働くチカラ」を身につける4ステップ
- AIのキホンを丸暗記 (AI分類・AI基礎用語・AIの仕組み)
- AIの作り方をざっくり理解する (データ作成・学習・予測)
- AI企画力を磨く (AI企画の5W1H:WHO、WHY、WHICH、WHAT、HOW、WHEN)
- AI事例をトコトン知る (業種別×活用タイプ別の45のAI活用企業の事例)
*一番のポイントであるAI企画の5W1H
- WHO(誰のためのAI?:顧客 / 取引先 / 従業員 → 具体的なターゲット像)
↓
- WHY(なぜAIが必要?:マイナス点を減らす / プラス点を増やす → 例:コスト削減 / 売上を増やす / 付加価値を上げる)
↓
- WHICH(どのタイプのAI?:「識別系 / 予測系 / 会話系 / 実行系」 × 「代行型 / 拡張型」)
↓
- WHAT(どんなAI?:AIの名称 / AIができること → AIによって解決されること)
↓
- HOW(どう分業する?:人の仕事を補助 / 人の仕事を拡張 / AIの仕事を補助 / 人の仕事を完全に代行)
↓
- WHEN(いつまでにどう用意する?)
↓
- WHY(繰り返し)
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◆個人的にためになった内容
業種別×活用タイプ別の45のAI活用企業の事例に「富士通、AIによる記事の自動要約システム」という事例が紹介されており、特に興味をそそられました。
今、趣味として私がやっている本のプチ要約もAIがやる時代なんですねー。
ネットで調べたら、無料の自動要約ソフトがいくつかあってびっくりしました。
さっそく試してみましたが・・・うーん、まだまだな要約レベルでしたね。
Aiだと出現する頻度が高い単語が重要と考えますが、人間が考える本要約の重要ポイントは頻度でなく、驚きや新たな気づきを与えてくれる項目になるため、どうしてもズレが生じますね。
AIもまだまだだなぁ。
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