書籍紹介『もっとキレイに、ずーっと健康 栄養素図鑑と食べ方テク』 (朝日新聞出版)
正しい栄養と健康情報を学べる本をご紹介します。
それではよろしくお願いします。
◆何について書いた本か。
健康的に食べるには何をどれぐらい食べたらいいの?という方に必見の一冊。
タンパク質・ビタミンEなどの栄養素の働きや効果的な食べ合わせ、その栄養素を含む食品ランキングなどがコンパクトにまとめられております。各栄養素ごとの知りたい情報をすぐにみつけることができます。
また、「風邪をひいたとき、食べるのはどっち?」など二者択一問題のページも紹介されており、○×問題を解きながら学ぶことで記憶に定着させることができます。
写真と絵と図・表が随所に盛り込まれ、文字数も多すぎず、少なすぎず、読書嫌いでも読みやすい構成になっています。
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(1)各栄養素の含む食材ランキング
私が本書でもっともためになった項目は「各栄養素を含む食材ランキング」。
栄養素ごとに1ページまるまる使用して、20位ぐらいまで食材を紹介しています。
日頃、自分が食べている食材が含まれているかを俯瞰しながらみつめ、もし含まれていない場合、どの栄養素が足りていないのかについて気づくこともできます。
例えば、私の場合は、ビタミンB12と鉄が不足していることに気づけました。
ビタミンB12・鉄ともに、含む食材の上位は、レバー(豚・鳥)、貝類が上位を独占しているのです。
一人暮らしでは、なかなかレバーや貝って食べませんよね。
本書にも紹介されておりましたが、菜食中心の食生活の人は、ビタミンB12は不足しがちになるそうです。他のビタミンは野菜から摂取できるのに、ビタミンB12はほとんど含まれないからですね。
今日からは、レバーや貝類も定期的に食べるように、日頃の食生活を見直していこうと思います。
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(2)7色野菜
7色野菜とは、フィトケミカルの色素成分を含む野菜や果物のこと。
野菜はただ多く摂取するのではなく、それぞれの色素を複合的に組み合わせて摂取するほうが健康効果がよいとされています。
本書ではそれら7色の代表的な野菜や果物が紹介されております。
私の場合、紫系(アントシアニン)をほぼ摂取していないことが判明。
紫系は、なす、紫いも、紫キャベツが代表的な食材ですが、一人暮らしではなかなか食べないんですよね。
この事実を知ったその日に、いつも買っているキャベツを紫キャベツに代えて食べ始めました。
また、隔週に1回はレトルトカレーを頂きますが、そのカレーもなす入りカレーを購入。
紫にも意識した健康づくりをしていきたいと思います。
(少しお値段しますが、なすなら食材として買って料理につかってもいいですしね)
(3)その他
炭水化物はとりすぎると肥満になるが、少なすぎると、脳の働きが低下する。
ビタミンAを多く含む食材:レバー、あんこう、うなぎ、ぎんだら
ビタミンDを多く含む食材:にしん、あんこう、かわはぎ、くろかじき、べにざけ
ビタミンEを多く含む食材:あんこう、にじます、あゆ、うなぎ、はまち
加工食品が中心の生活・・・リンをとりすぎ、腎臓に悪影響を与える。
クロム・・・インスリンの働きを助け、血糖値を下げる。主な食品:海藻類、ひじき、てんぐさ
GABA・・・神経の高ぶりを抑える。主な食品:トマト、キムチ、みかん、発芽玄米、漬物、しょうゆ、みそ
セサミン・・・肝臓への負担を軽減する。コレステロールのバランス改善。食品:ごま、ごま油
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◆おわりに
まだまだ説明足らないことは多いですが、私たちに健康面で気づきを与えてくれる本書はおすすめの一冊です。
「各栄養素を含む食材ランキング」を実際にみていただき、一人一人にとって何が摂取できていないのかに気づき、思考し、行動に移す。
正しい栄養と健康に関する知識をつけて、さらに美しく健康な体づくりになっていきましょうね!
あ〜楽しかった!
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