書籍紹介:イーロン・マスクの盟友が完全ガイド!「2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ」Part.1

今回ご紹介する本は、ピーター・ディアマンディス & スティーブン・コトラー 共著による

「2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ」NewsPicksパブリッシング

2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ (NewsPicksパブリッシング)

あのイーロン・マスクの盟友の方が「未来」を完全ガイドしていることでも話題の本です。

 

いまから2030年までに(AI/AR:拡張現実などの)異分野のテクノロジーどうしのコンバージェンス(融合)により、世界は「エクスポネンシャル(指数関数的)」な加速がはじまる。その具体例を紹介している本です。

 

似たような本はたくさんありますが、この本のすごいところは、ひたすら文章だらけで約450ページもある情報量の多さ!

具体的な企業名をあげて、詳細にその取り組みを紹介しております。

 

本書に関しては、複数回に分けて、本ブログで紹介していきたいと思います。

今回は、本書の第1部「コンバージェンスの破壊力」の中で、第1章『「コンバージェンス」の時代がやってくる』について紹介します。

 

ゼロから理解するITテクノロジー図鑑


第1章『「コンバージェンス」の時代がやってくる』

<融合する各テクノロジーとは?>

  1. AI
  2. 量子コンピューター
  3. ロボティクス
  4. ナノテクノロジー
  5. バイオテクノロジー
  6. 材料科学
  7. ネットワーク
  8. センサー
  9. 3Dプリンティング
  10. AR(拡張現実)
  11. バーチャルリアリティ
  12. ブロックチェーン  等

融合する例として「空飛ぶ車」・「ハイパーループ」・「(地球移動手段としての)ロケットサービス」、「アバター・ロボットの世界」を紹介しております。

デジタルテクノロジーと国際政治の力学 (NewsPicksパブリッシング)


<空飛ぶ車>

  • 空のライドシェア:Uberの目標 → 2023年にはダラスとロサンゼルスで空のライドシェアを完全事業化。2027年に現在のUber並みを目指す。
  • eVTOL(イーブトール)→Uber電動垂直離着陸機。

 


<ハイパーループ>

  • 磁気浮上技術を使い、筒状の真空チューブ内を最大時速 約1200Kで走行(カリフォルニア州を35分で横断)すでに世界中で10件進行しており、2023年までに認可取得。
  • 融合する各テクノロジー:パワーエレクトロニクス・計算論モデリング・材料科学・3Dプリンティング
  • イーロン・マスク:ニューヨークで地下にハイパーループを建設中。

 

テクノロジーの世界経済史 ビル・ゲイツのパラドックス


<(地球移動手段としての)ロケットサービス>

  • イーロン・マスク:有人火星飛行のため設計した巨大ロケット「スターシップ」の地球移動手段版としてロケットサービスを進めている。
  • 「スターシップ」時速 約2万8000Kで実現すれば、ニューヨーク〜上海間39分で移動できる。
  • テクノロジー自体は3年以内可能。あとは安全性(10年以内?)

 


<アバター・ロボットの世界:これから10年で起きようとしている>

  • VRのヘッドセットが目と耳を、触覚センサーが触覚を 別の場所にテレポートする。現実世界で自身が動くと、バーチャル世界のアバターが動く
  • いつでも自由に使用できるヒューマノイドロボット:(例)国中に自分船長のロボットアバターを置いておき、自宅にいながら5感すべてをテレポートできる。
  • 2018年にANAがロボットアバター開発のため、「ANAアバターXプライズ」に1000万ドルを拠出。

 

2章以降も次回紹介していきますね。

興味持った方は即購入必須!(笑)

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