ポートフォリオに組み入れるべきおすすめ投資信託「米国株式ボラティリティ戦略ファンド」(PayPayアセットマネジメント)
投資信託で毎日積み立て投資を継続している私。
その中でも異彩を放つファンドが今回ご紹介するファンド。
「米国株式ボラティリティ戦略ファンド」(PayPayアセットマネジメント)
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/detail/?ID=JP90C000KUJ2
楽天証券とSBI証券で利用ができるようです。
以降では、自分が活用している楽天証券のサイトから図表を引用してご紹介します。
「米国株式ボラティリティ戦略ファンド」は
主に「S&P500先物」と「VIX先物」に投資するファンド。
・リスクオン(平穏時):株価上昇に伴い「S&P500先物」に多く投資。
・リスクオフ(混乱時):VIX指数上昇に伴い「VIX先物」に多く投資。
ひたすら上昇する局面では、当然ながら、インデックスファンド「S&P500」以上のリターンを得ることはできません。
ただ、本ファンドの強さは、リスクオフ時。
VIX指数急増に伴い、インデックスファンド「S&P500」以上のリターンを得ることができるのです。
本ファンドの主な投資対象は「ABRダイナミックブレンド・エクイティ&ボラティリティファンド」
Bloombergのサイトで2020年3月のコロナショック時の値動きを確認することができます。
https://www.bloomberg.co.jp/quote/ABRTX:US
上記の通り、コロナショック時に、1.5倍に上昇しているのが確認できると思います。
(1)VIX指数だけに投資したり
(2)以前に本ブログで紹介した「楽天ボラティリティ・ファンド」に投資したり
する方が、株価急落時の+リターンの効果が高いです。信託報酬料等のコストも安いし。
ただ、上記(1)(2)よりも、この「米国株式ボラティリティ戦略ファンド」をおすすめする理由は
リスクオン時のリターンも高く、継続して保有するのに向いているからです。
2ヶ月半ほど前に投資をはじめました私の運用状況です。
評価損益+6.14%
先日リターンが7%越えたタイミングで、多くを売却して利益確定させましたが、あいかわらず積み立ては続けてます。
トータルリターンは、+24,192円。
2月、3月とグロース株が売られ、大きく含み損を抱える個人投資家が多い厳しい中でも、右肩上がり。
しっかりした+リターンを得ることができました。
この状況を受け、「VIX指数」や「楽天ボラティリティ・ファンド」への投資はやめ
今では、VIX含めた投資対象は、「楽天ボラティリティ・ファンド」1本のみにしております。
本ファンドのもっとも大きなデメリットは、信託報酬料等のコストの高さ(1.855%/年)です。
ただし、リスクオフ時もリスクオン時もパフォーマンスが得れるという結果を出している本ファンドであれば、気にするレベルでないと考えてます。
ハイパーグロース株に投資して、すぐ逆指値で売買損を抱えたり、塩漬けになるような投機戦略するぐらいなら、自分はこっちの方がベターだと考えるわけです。
100円から買い付け手数料は無料で購入できますしね。
毎日ぐっすり眠れますし(笑)
いかがでしたでしょうか?
興味持たれたら幸いです。
でも、こういったイレギュラーなファンドへの投資は、あくまで下落時のリスク低減目的。
資産の一部(10%以内)におさめた方がいいと思います。
長期的には、やっぱりVTやVTI、VOOなどのインデックスファンドの方がリターンは高いのでね。