書籍紹介:7つの図を使うだけ!『図で考える。シンプルになる。』櫻田潤(ダイヤモンド社)
図書館で面白そうな本に出会ったのでご紹介。
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◆ざっくりとどんな内容が書かれているか?
もやもや頭の中だけで考え続けているだけが思考ではありません。
図を書いてみて、思考を見える化することで、ポイントを絞ってシンプルに整理することができます。
また、自らが理解して作った図であれば、人に説明することもできますし、さらに思考を積み重ねることで、不足点や新たな気づきを得られるのです。
とはいえ、図を書くことは難しいと思われるかもしれません。
しかし、本書では、思考を磨き上げる図はたった7つのみで、しかも小学生でも描けれる極めてシンプルな図。
紹介されている7つの図を以下に記載します。
興味持たれた方は、ぜひ本書を読んで、具体例についても学ばれることをお勧めいたします。
思考を磨き上げる7つの図
- 交換の図(思考の切り口:関係)
誰と誰が何を交換する関係なのかがわかる
- ツリーの図(構造)
モノや情報を綺麗に整理整頓したいときに使う。
- 深堀りの図(要因)
なぜ今の状況が起きているかがわかる。
課題の要因を分析したいときに使う。
- 比較の図(立ち位置)
商品・サービスがどんな立ち位置にいるかがわかる。
ライバルと差別化したいときに使用。
購入対象を比較・検討したいときに使用。
一番重視する切り口は、タテ軸にすること。
- 段取りの図(手順)
実現までの段取りを明確にしたいときに使用。
手順のどこに問題がありそうかを考えたい時に使用。
- 重なりの図(コンセプト)
商品・サービスにどんな特徴があるかがわかる。
モノゴトのコンセプトを伝えたいときに使用。
競合商品やサービスの強さを考えたいときに使用。
- ピラミッドの図(方針)
目指す方向とそこに行くまでの道筋がわかる。
会社のビジョンや戦略・戦術を考えたいときに使用。
目標への到達手段を考えたいときに使用。
上から下、下から上の両方で一貫性を持たせる。
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◆個人的にためになった内容
たった7つの図だけという切り口がいいですよね。なんか書きたくなっちゃいますよね!
””比較の図”、”重なりの図”、”ピラミッドの図”は、なかなか意識して書くことがないので、今後はこれらの図も意識して書いていきたいと思います。
本書の”思考の図7つ”と、以前に別記事で紹介しました”グラフィックレコーディング”のテクニックを融合させたら、独自のスキルが身につきそう。
楽しいなぁ〜。
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