書籍紹介『GAFA next stage 四騎士+Xの次なる支配戦略 』スコット・ギャロウェイ (東洋経済新報社)
著者の前作「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」が非常に楽しめた内容でした。
その著者の新たな書籍が出るとのことで、早速購入して読ませていただきましたのでご紹介したいと思います。
それではよろしくお願いします。
GAFA next stage ガーファ ネクストステージ?四騎士+Xの次なる支配戦略 新品価格 |
◆何について書いた本か。
・GAFAについては触れるだけ。内容のほとんどは、コロナ禍で広がった米国内の格差社会について
タイトルには、「GAFA」と記載されておりますが、前作と異なり、「GAFA」に触れつつも、内容のほとんどは、コロナ禍でさらに広がった米国内の格差社会について書かれています。
また、著者は大学教授をされている方ということもあり、「大学改善」についても熱く提言しております。
正直、タイトルと内容とのギャップが激しく、私がそうだったように、GAFAに関する情報を期待していた読者の中には期待はずれに感じる方もいるかもしれません・・・。
・本書で紹介されているGAFAに続く企業情報は、古い
コロナ禍を向かえ、著者が気になる企業を紹介しておりますが、投資や経済の勉強している私としては基礎レベルの話。
翻訳して本書を日本語版としてリリースするタイムラグがあるためか、ほとんど参考にはなりませんでした。
ロビンフットも今となってはクソ株になってますし・・・。
エアビーアンドビーについては経済や投資している方なら、当然わかっている話かと・・・。
・GAFA+X企業の情報やエピソードが薄い。
読み進めていて感じることは、前作と違い「情報やエピソードが薄い」こと。
読み進めていくと、なぜこれほど一般的なことばかり書かれている理由がわかりました。
本書にも書かれてますが、著者はテック企業の幹部など内部の方々と直接会わないことにしているとのこと。
・・・だから内容薄いんですね。がっかり。
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◆おすすめポイント・事例
申し訳ないですが、おすすめはできないかな。
◆おわりに
日本で住む日本人としては、本書で学べることは少ないと思います。
私同様に、もし、GAFAについてより詳細な情報がほしい方には、本書よりも「GAFAMのエンジニア思考」をおすすめしたいと思います。
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