書籍紹介:ビジネス新・教養講座 テクノロジーの教科書 (日経文庫)
経済を学んで投資に活かす。
自分は毎月、数冊は経済本を読んでいます。
(投資本は読みすぎて知ってることばかりで飽きました)
最近は、元Googleでベンチャーキャピタリストである山本康正さんの著書が好みです。
最近読んだ書籍は
「ビジネス新・教養講座 テクノロジーの教科書 (日経文庫)」
著者の山本康正さんはシリコンバレーに住んでおられ、かつベンチャーに詳しい専門家の方なので
着眼点が鋭く、投資本では得られない「投資におけるヒント」が得られ、とてもためになります。
本書のトピックスは下記6点。
- テクノロジーは経営ビジョン
- データは次の石油である
- 商売の仕方は常に進化し続ける
- 競争環境の変化は新規ビジネスのチャンス
- 次々に出てくる流行り言葉に騙されない
- 日本だけ見ていても必要な情報は入らない
特に4章の5G・ゲーム市場の争いについてはワクワクが止まりませんでした。
ソニー、マイクロソフト、任天堂といったゲーム会社にしのびよる
グーグル、アマゾンなどのプラットフォーマーの動向・・・ぜひとも読んで確認してもらいたいですね!
山本康正さんの著書では「2025年を制覇する破壊的企業 (SB新書)」という著書がありますが
その著書では特定の企業にスポットを当てており、特定の企業を深堀して理解したい人にはおすすめです。
それに対して、本書では、企業間の連携や、ライバル企業について広くテーマごとに学べることができます。
どちらも読みやすく、がんばれば1日で読み終えることもできるので、ぜひぜひチェックしてみてくださいね!